大衆銭湯の休憩所で50代ぐらいのオッサンが顔真っ赤にして、大の字になりながら天井に大きな咳をしていた事。
そのオッサンの約2.5mくらいいたのが私。
この時、コロナは警戒していたが、マスクなどもしていなかった。
症状は、その翌日に急に起きた。
熱は勾配する、ある時は36.9まで下がった事思えば、急に38.4まで上昇することもある。
だから巷で発熱サーチなんかも力入れてるけど、熱が下がった時には無意味だと思う。
闘病中は、歯磨きやうがい、洗体を繰り返した。
家族への感染に気をつけ、ウイルスを体外へ排出することに一生懸命だった。
発熱は2日で沈下したが、慎重になって仕事は2日ほど有休を出した。
今もこの判断は間違ってなかったと思う。
味覚障害はなかったが、嗅覚障害は仕事に復帰して大好きなコーヒーを淹れてもらった時に、コーヒーの香りがしない事に気付いた。
嗅覚障害は2ヶ月ぐらいで治ったが、趣味がマラソンだった事もあり、仕事復帰してから2.5ヶ月目にマラソンの練習を再開した。
すると1㎞ぐらいを走った時点で、胸の急激な膨張感を感じた。
吸う事は出来ても、吐く事が出来ない感じだ。
今では38㎞ほど走れる様にはなったが、短距離の練習では、未だにあの胸の急激な膨張感を感じる。
『罹患前って、この釣具屋からコンビニまで全力疾走しても、そこまでキツくなかったよな』 と思う。
この呼気に特有の後遺症が見逃されていると思います。